企画と照明で差がつくイベントブースの装飾と空間作りの工夫
企画と照明で差がつくイベントブースの装飾と空間作りの工夫、照明の活用法も紹介
展示会やプロモーションイベントで成果を上げるためには、ただブースを作るだけでは不十分です。「どこも似たようなブースばかりで、埋もれてしまう」「自社らしさをどう表現すればいいかわからない」といったお悩みもよく聞かれます。
来場者の心に残る空間を演出するには、企画段階から戦略的に設計された装飾と、照明による演出効果の両方が成功のポイントです。
こちらでは、展示会出展を検討されている法人様向けに、成果につながるブースの企画設計や照明演出のポイント、ブランドを引き立てる空間作りの工夫について詳しく解説します。来場者の記憶に残るブースを作るために、ぜひ最後までご覧ください。
目的から逆算するイベントブース装飾の企画設計

展示会で成果を出すためには、ブースの見た目だけでなく、「なぜ出展するのか?」という目的設計が出発点になります。
ここでは、装飾や構成に一貫性を持たせるための企画の考え方を解説します。
ゴール設定で装飾の方向性が決まる
イベントブースの装飾を考えるうえで、まず大切なのはイベントへの参加目的を明確にすることです。
新商品を認知させたいのか、見込み顧客を獲得したいのか、それとも既存顧客との関係強化なのか、目的によって空間のレイアウトも伝えるべきメッセージも大きく変わります。
目的が定まれば、おのずとブース全体のデザインや装飾の方向性が見えてきます。
ターゲットとメインメッセージを明確化する
次に、想定来場者(ターゲット)を明確にし、訴求すべきメッセージを企画に落とし込みます。
例えば、BtoB向けの展示会では、信頼性・実績・課題解決力を表現する装飾が効果的です。
BtoC向けイベントの場合は、五感に訴える体験型コンテンツや、SNSでの拡散を促すフォトジェニックな仕掛けが有効です。ターゲットの興味を引き、共感を呼ぶブース設計を意識しましょう。
装飾のポイントは、キャッチコピーや製品の価値を伝えるキービジュアルをブース正面の目線の高さに配置し、一目でインパクトを与えることです。
デザインと装飾の統一感を意識する
ブランドの世界観をしっかり伝えるには、ブース全体の統一感が欠かせません。
背景パネル、展示什器、スタッフのユニフォーム、配布資料に至るまで、トーンやカラー、フォントを揃えましょう。それによって来場者は一目で企業を認識でき、ブランドイメージの向上につながります。
動線とレイアウトを設計する
ブースにおける来場者の流れ、つまり動線設計もイベントの成果を左右します。
入口から体験、商談、クロージングまでの自然な流れを意識し、興味喚起ゾーン・製品体験ゾーン・商談ゾーンに分けると、来場者が迷わず滞在しやすくなります。
入口付近には、視認性の高いサインやディスプレイ什器を配置し、ブース内部へとスムーズに誘導しましょう。
商品の魅力を引き出すイベントブース照明装飾のテクニック

照明は空間の印象や製品の魅せ方を左右する、装飾に欠かせない要素のひとつです。
明るさだけでなく、「どこに・どんな色で・どう当てるか」を考えることで、ブースは格段に魅力的になります。
照明がブース全体の印象を左右する
照明は、単なる明るさの調整ではありません。製品の魅力を最大限に伝える空間演出の要として活用することで、来場者の関心を惹きつけ、印象に残るブース体験を演出できます。
特に木工やナチュラル素材を活かす場合、光の色味や当て方によって空間の質感が大きく変わるため、照明計画は企画段階から検討するのがベストです。
種類別の照明活用法
照明はブース全体の雰囲気を決定づけるだけでなく、展示物の価値を高め、ブランドイメージを強化する効果も期待できます。
イベントブースで効果的な照明演出を行うためのテクニックをご紹介します。
- スポットライト:製品やパネルなど特定の商品に焦点を当て、注目を集める定番演出です。視線をコントロールするのに有効です。
- 間接照明:柔らかい光で全体に包まれるような空間を演出し、高級感や落ち着きを与えます。木製什器との相性も抜群です。
- LED照明:カラーやリズムを変えることで、インパクトや動きを演出できます。テクノロジー系の出展におすすめです。
色温度と照明効果の使い分け
さらに、商品の素材や色に合わせた照明の色温度を選ぶことで、より自然で魅力的な見え方を演出できます。
- 暖色系(2700K~3500K):リラックス感や親しみやすさを演出します。食品・健康関連など温かみを重視した空間に最適です。
- 白色系・クール系(5000K~6500K):清潔感や近未来的な印象を与えます。シャープなイメージを持たせたい理美容・ハイテク製品などとの相性がよいです。
照明の角度や反射の位置も含めて、実機による事前のシミュレーションを行うと、現場での仕上がりとイメージとのズレを最小限に抑えられます。
照明の色や明るさだけでなく、配置や照射方法にも工夫を凝らすことで、イベントブースはより魅力的な空間へと進化します。
来場者の目を引きつけ、記憶に残るブースを作り上げるために、照明技術を最大限に活用しましょう。
木の温もりと再利用性を兼ね備えたイベントブース装飾の特徴と魅力
ナチュラルな素材感を活かした木製装飾は、来場者の感情にやさしく訴えかける力を持っています。
サステナブルで印象的な空間を作る木工ブースの魅力を、事例や管理方法も交えてご紹介します。
木工装飾がもたらす心理的効果とブランド価値
木には、温かさ・安心感・信頼感を与える心理的効果があります。木材特有の質感や色合いは、他素材では表現できない温もりと個性を演出し、ブース全体のデザイン性を向上させるでしょう。
さらに、木製のブース装飾は商品の世界観を伝えるだけでなく、環境への配慮もアピールできます。
再利用可能な素材を採用することで、サステナブルな企業姿勢を示すとともに、社会的な信頼性を高めるメリットがあります。
木製の装飾ブースを使用した出展事例
木製の装飾ブースは、ナチュラル・オーガニック・健康志向のブランドイメージと調和しやすく、来場者に親しみやすさや安心感を与える効果があります。
実際に、アロマやハーブ製品、ナチュラルコスメ、健康食品を扱う企業の展示会ブースでは、木目調や自然素材を活用したデザインが多く採用されています。
このようなデザインによって、ブランドの世界観や商品の特性を効果的に引き立てている事例が数多く見られます。
保管とメンテナンスで資産化する什器
木製什器のメンテナンスと保管には適切な配慮が必要です。木材は湿度や乾燥の影響を受けやすく、環境条件によって反りやひび割れが生じることがあります。展示会での使用後は、極端な湿気や乾燥を避け、直射日光の当たらない場所で保管しましょう。
適切なメンテナンスを行えば、木製什器は次の展示会でも再利用でき、コスト削減にもつながります。
一歩先を行くイベントブースの装飾なら株式会社栄彩にお任せください
展示会やイベントのブース装飾は、企画設計・空間演出・照明計画が組み合わさって初めて効果を発揮します。特に、木の温もりを活かした装飾は、他ブースとの差別化や企業イメージの強化に非常に有効です。イベント成功のポイントは、目的設計から施工・管理までワンストップ対応できるパートナー企業を選ぶことです。
株式会社栄彩では、木工什器・照明計画・装飾企画のすべてを自社対応し、首都圏を中心に多くの展示会での実績を誇っています。
次の展示会では、ぜひ一歩先を行くブース装飾を目指してみませんか?デザインや装飾も含めて、イベントや展示のトータルプロデュースを行う株式会社栄彩にご相談ください。
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